日记两则

日记两则

《御伽草子》
近日看卡通片《御伽草子》，非常之好，很有和式古典的气息，音乐尤其出色，令人想起日本雅乐，主题曲则温婉动人。按，草子又名“草纸”，是“小说”的意思，室町时代出现的故事集，统称为“御伽草子”（例如脍炙人口的“一寸法师”的故事）。卡通《御伽草子》分为两部分，其中“平安篇”的剧情是女扮男装的源光和（源赖光）寻找土之勾玉，水之勾玉，火之勾玉，终于拯救了平安京的事迹，其实是日本古代传说的“改编版”，有同人志的色彩。故事虽然简单，但女主人公所具有的勃勃英气，令人神往。她纯洁，坚韧，富于东方女性的永恒魅力。

《御伽草子》里，“猿乐”和“翁舞”（二者都是能剧的前身）的渲染，可谓恰到好处。

我至今最喜爱的日本动画片，《棋魂》居于榜首，《御伽草子》可列第二。《虫师》为第三。

大纳言
近日听徐步说起，肯德基新出了一种蛋挞叫做“大纳言”，这在爱国青年充斥的当今真是大胆的事。按，大纳言本系扶桑古代官名，叙正三位上，位尊官显（统领天下的征夷大将军，官位不过是正三位下而已）。当年织田信长扶立足利义昭之后便曾做过“大纳言”，秀吉在小牧山之役后做过权大纳言（代理大纳言）。大纳言向天皇进谏不妥，可以免予切腹之责，肯德基之用意在于渲染红豆蛋挞里红豆的完整。这个名字听来古怪，实则暗暗迎合当代青年求新求酷的心理，何况爱国青年也未必懂得日本古代的官名呢。这名字听来尚属风雅，在肯德基的菜单里，算是很独特的了。

一寸法師
昔々、あるところに、おじいさんとおばあさんが住んでいました。
二人は指先ほどの小さい男の子が生まれました。?一寸法師?と名付けて、たいそう可愛がり、大切に育てました。
それから何年かが経ちましたが、一寸法師はちっとも大きくなりません。いつまでも指先ほどの大きさのままでした。
ある日、一寸法師は、おじいさんとおばあさんの前に来て、「私は都へ行きたいのです。どうか、『おわん』と『はし』と『針』をください」という頼みました。
一寸法師は、針を刀のかわりに腰にさし。おわんの船に乗り、はしを「かい」にして、元気いっぱい都へ向かってこぎ出して行きました。
家来は偉いお殿様のお屋敷の前に行った一寸法師をお殿様の所につれて行きました。一寸法師は、お殿様の手のひらに乗って、きちんと座ってあいさつをしました。お殿様は喜んで一寸法師を家来にしました。
お殿様には一人の娘がいました。お姫様が本を読む時も遊びに行く時もいつも一緒でした。
ある春の日、一寸法師はお姫様の肩に乗って、清水のお寺にお参りに行きました。その頃、都では恐ろしい鬼が出て来て、みんな困り果てていました。
彼らは無事にお寺の観音様へお参りし、帰り道のことです。突然、二匹の大きな鬼が現れて、お姫様を捕まえて行こうとしました。その時、一寸法師が鬼の前に立ちはだかりまして、腰にさした針の刀を抜いて、鬼に向かって行きました。
最後、一寸法師は勇気と知恵で鬼を退治して、お姫様を助け起こしました。その後、お姫様は鬼が落ちた打ち出の小槌を振りながら、「一寸法師の背よ、高く高くなぁれ」と祈りました。すると、一寸法師はみるみるうちに大きくなり、りりしい若者になりました。
やがて、一寸法師はお姫様のおむこさんになり、立派なお殿様になりました。そして、おじいさんとおばあさんを都に呼び寄せ、みんなで幸せに暮らしました。
今天上午读Ken Binmore